さらばシベリア鉄道 太田裕美


元々は、大瀧詠一がジョニー・レイトン「霧の中のジョニー」に刺激され、アルバム『A LONG VACATION』のために作った曲。
いったんレコーディングを始めたが、慣れない女言葉で歌うのを気持ち悪がり、担当ディレクターが同じ白川隆三だった事もあり太田裕美への提供を思い立ったという。


「さらばシベリア鉄道」(太田裕美Version)は、作詞:松本 隆、作曲:大瀧詠一、編曲:萩田光雄で、1980年11月21日にCBS・ソニーから太田裕美の曲として発売され、後に大瀧自身によるセルフカヴァーが1981年3月21日発売のアルバム『A LONG VACATION』に収録された。

歌詞

哀しみの裏側に何があるの?
涙さえも氷りつく白い氷原
誰でも心に冬を
かくしてると言うけど
あなた以上冷ややかな人はいない
君の手紙読み終えて切手を見た
スタンプにはロシア語の小さな文字
独りで決めた別れを
責める言葉捜して
不意に北の空を追う

伝えておくれ
十二月の旅人よ
いつ…いつまでも待っていると

この線路の向こうに何があるの?
雪に迷うトナカイの哀しい瞳
答えを出さない人に
連いてゆくのに疲れて
行き先さえ無い明日に飛び乗ったの
ぼくは照れて 愛という言葉が言えず
君は近視まなざしを読みとれない
疑うことを覚えて
人は生きてゆくなら
不意に愛の意味を知る

※伝えておくれ
十二月の旅人よ
いつ…いつまでも待っていると※

(※くり返し)

I'd love to see you again

気の向くままに綴るお気に入りの映画や音楽、寺山修司の短歌など

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